29日の日経平均株価は、注目された米エヌビディアの決算で売上高や純利益が市場予想の平均を上回ったが、見通しが一部の高い期待に届かなかったことで同社株が米国の時間外取引で下落、日本株も半導体関連を中心に下げて日経平均は午前9時9分に同401円56銭安の3万7970円20銭を付けたが、売り一巡後は下げ渋る動きとなって後場には一時上げ転換する場面も見られたが、様子見姿勢が強く上値は重く前日比9円23銭安の3万8362円53銭と3日ぶりに小反落。一方、TOPIX(東証株価指数)は、同0.90ポイント高の2693.02ポイントと小幅ながら3日続伸して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は16億305万株。売買代金は3兆8556億円。騰落銘柄数は値上がりが637銘柄、値下がりは944銘柄、変わらずは61銘柄だった。
29日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円台半ばで推移している。朝方は半導体関連株の下落を警戒したリスクオフの円買いが先行して144円20銭近辺まで下落した。ただ日経平均株価が安寄り後に下げ幅を縮小するとともに国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも支えになって持ち直した。午後になると日経平均が一時プラス圏へ浮上したこともあってドル・円も強含む場面があった。
週後半の個別は、トヨタとコマツが小幅に値を下げたが、三菱重工が1%台と値を上げてホンダ、三菱UFJ、パナソニックは小幅ながら値を上げて引けている。米国の半導体大手のエヌビディアの売り上げた純利益が期待したほどではなかったことで売られてそれが日本にも波及したようだが、さほど大きい影響はなかったようだ。それよりも投資家の様子見気分が影響したようだ、・・(一一")。
日本ブログ村へ(↓)