23日の日経平均株価は、前場は現地22日の米株市場では同23日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控えて様子見姿勢が強まる中で反落、前場は弱含みの展開となっていたが、後場は円高方向にあった為替相場が落ち着いた動きを見せたことから買い優勢でスタート、日経平均は午後1時28分に同213円26銭高の3万8424円27銭まで上げ幅を広げる場面も見られたが、現地23日には前述のようにパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演が予定されていて積極的な買いは限られた模様で前日比153円26銭高の3万8364円27銭、TOPIX(東証株価指数)が同13.32ポイント高の2684.72ポイントとそろって続伸して取引を終えた。プライム市場の出来高は13億1720万株、売買代金は3兆4008億円。騰落銘柄数は値上がりが949銘柄、値下がりは641銘柄、変わらずは56銘柄だった。


23日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=145円台半ばで推移している。午前中は日経平均株価の軟調推移の他に衆院財務金融委員会に出席した日銀の植田和男総裁の発言を受けて金融政策の正常化が意識されたとの見方もあってドル売り・円買いがやや優勢となった。午前11時ごろには145円20銭台まで下落したが、その後は今晩のジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を前にしたポジション調整の動きに支えられて下げ渋ったが、様子見ムードも強まって動意は乏しくなった。

 

週末の個別は、コマツが小幅に下げた他はすべて値を上げて引けている。三菱重工が2%台、ホンダ、パナソニックが1%台、トヨタと三菱UFJが小幅な上げだった。株式市場は安定してきたようで様子を見ながら乱高下の調整を取りつつある。ただそれがどの辺りで落ち着くかはまだちょっと見えないが、3万8千円台は一つの山だろう、・・(^_-)-☆。

 

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