19日の日経平均株価は、前場は下げ渋る動きから上げ転換する場面も見られたが、午後に入って外国為替市場で一時1ドル=145円台の後半へ円高方向に進んだことから輸出関連銘柄を中心に円高デメリットが意識されて日経平均は取引終了間際の午後2時59分に同744円63銭安の3万7318円04銭を付けるなど弱含みで推移して前週末比674円05銭安の3万7388円62銭と6日ぶりに大幅反落、TOPIX(東証株価指数)も同37.46ポイント安の2641.14ポイントと6日ぶりに下落して取引を終えた。プライム市場の出来高は17億1772万株、売買代金は4兆1613億円。騰落銘柄数は値上がりが252銘柄に対して値下がりは1373銘柄と8割を超えた。変わらずは21銘柄だった。
19日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=145円台半ばで推移している。序盤は148円手前でもみ合う場面が目立った。お盆明け直後で市場参加者が本格的に戻ってきていないとの見方もあったが、午前10時すぎからドル売り・円買いが徐々に強まると昼前から下げ幅を拡大。午後1時30分すぎには146円を割り込んだ。21日に米労働省が公表する年次改定値で過去の米雇用統計が下方改定されるとの観測が広がってドル売りが強まるきっかけになったとの見方があった。
週明けの個別はすべて下落、特に輸出関連が円高の影響でいけなかった。トヨタとコマツが3%台、三菱重工が2%台、ホンダが1%台、三菱UFJとパナソニックが小幅に下げて引けている。先週は順調に値を伸ばしてきたのでそろそろ利益確定が出ても仕方がないだろう。投資家の心理的な節目は3万8千円台のようだ。そのレベルになると売りが入るのだろう、・・(一一")。
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