9日の日経平均株価は、現地8日の米株がダウ、ナスダックともに上昇したことから始まりから買いが先行、日経平均は午前9時9分に同840円16銭高の3万5671円31銭を付けたが、買い一巡後は戻り待ちの売りに上値の重い展開が続いて後場に入ると3連休を控え様子見姿勢が強まる中で為替が円高に振れたことをきっかけに下げ転換する場面が見られたが、プラス圏に戻して取引を終了、日中値幅は1200円を上回って8日連続で1000円を超えて前日比193円85銭高の3万5025円00銭、TOPIX(東証株価指数)が、同21.60ポイント高の2483.30ポイントと双方ともに反発して取引を終えた。プライム市場の出来高は25億4744万株、売買代金は6兆3348億円。騰落銘柄数は値上がりが1225銘柄、値下がりは392銘柄、変わらずは29銘柄だった。日経平均先物・オプション8月限SQ(特別清算指数)値は3万5661円68銭。


9日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円ちょうど近辺で推移している。午前中は日経平均株価の上昇もあってリスクオンのドル買いが先行。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測されて147円台で底堅く推移した。昼ごろから米長期金利が低下するとドル売り・円買いが優勢となってドル・円は上げ幅を縮小。日経平均が下げに転じるとドル・円も147円を割り込む場面があった。

 

週末の個別は、トヨタ、ホンダの輸送機企業が小幅に下落、これは円高が影響したのだろう。それ以外はコマツが2%台、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックが1%台と値を上げている。株式市場はどうやら落ち着きを取り戻しつつあるようだ。パニック売りから大勢順応買いなど大荒れの相場だったが、どうやら平常に戻りつつあるようだ。あとはどの辺りで落ち着くのか、その辺が注目だろう、・・(^_-)-☆。

 

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