8日の日経平均株価は、現地7日の米株安を受けて始まりから売りが先行、日経平均は午前9時46分に同882円46銭安の3万4207円16銭を付けたが、売り一巡後は外国為替市場で円安方向に傾いたことをきっかけに上げ転換する場面も見られたが、戻り待ちの売りに押され上値は限られて再び下げに転じるなど取引終了にかけては手じまい売りも出ていたようで日経平均の日中値幅は1172円で昨日7日(2110円)よりも縮小したが、荒い値動きが続いて前日比258円47銭安の3万4831円15銭、TOPIX(東証株価指数)が同27.51ポイント安の2461.70ポイントでともに3日ぶりに反落した。プライム市場の出来高は24億1922万株、売買代金は5兆3509億円。騰落銘柄数は値上がりが588銘柄、値下がりは1027銘柄、変わらずは31銘柄だった。
8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=146円ちょうど近辺で推移している。序盤は日経平均株価の安寄りを受けて軟調に推移して145円台半ばまで下落したが、日経平均が下げ渋るとともにドル買い・円売りが優勢となってドル・円は持ち直した。ただ米株価指数先物の下落を背景に日経平均も後場にマイナス圏へ沈んだためドル・円も上値の重い展開となった。
週後半の個別は、三菱UFJとコマツが2%台、トヨタ、三菱重工が1%台、パナソニックがほぼ1%、ホンダが小幅な下落で引けている。狂乱株価がやや収まってきたが、まだ少しばかり荒い値動きで狂乱の後遺症が残っているようだ。米株が安値で円高と言うと日経平均は下げるのが定番、どの辺りで落ち着くか今後の注目だろう。日銀の学者先生が余計なことを言わない方が早く落ち着くかもしれない、・・(^_-)-☆。
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