5日の日経平均は、先週金曜同様に先物が大きく値を崩す中で600円超を下げて始まるとすぐに下げ幅を4桁に広げるなど前場では開始早々に2500円超下げたところで一旦売り圧力が和らいだが、戻りは鈍く後場に入ると鋭角的に下を試しに行く展開、時間が経つごとに3000円安、4000円安と下げ幅を広げて売りが売りを呼ぶ流れが強まりアジア株も大きく下落、終盤には31100円台まで水準を切り下げる場面もあるなど4000円を超える下落で大幅に3日続落、終値は4451円安の31458円で下げ幅は1987年10月20日の3836.48円を下回って歴代最大を更新。日経平均、TOPIXともに大納会1月4日の水準を下回り年初来安値を更新した。東証プライムの売買代金は概算で7兆9600億円。業種別では全業種が下落。相対的に値を保ったのが空運、陸運、医薬品であったが、最もパフォーマンスが良かった空運でも6%を超える下落となった。一方で保険、銀行、証券・商品先物が暴落していて33業種中22業種が2桁の下落率となった。

5日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=142円台半ばで推移している。米7月雇用統計を受けたドル売り・円買いが一巡して午前中は145円ちょうど前後でもみ合った。ただ米景気の先行き不透明感からドル買いが入りにくいところ日経平均株価の暴落を背景に昼すぎから円買いが加速。ストップロス(損失覚悟)のドル売り・円買いも誘発されたとの見方もあってドル・円は午後から下値を模索した。

 

週明けの個別はどれも大暴落、ホンダと三菱UFJが17%台、三菱重工が14%台、トヨタが13%台、コマツが12%台、パナソニックが10%台だった。日銀の金利上げに始まった円高が進行、米株安でリーマンショックを上回る4400円台も下げた。もうほとんどやけっぱちの投げ売り状態ではある。こうなると手が付けられないので静観するしかないだろう。どの辺りで底を打つかな、・・(^_-)-☆。

 

日本ブログ村へ(↓)