2日の日経平均株価は、経済指標の悪化を受けた現地1日の米株安でリスクオフムードが急速に広がって為替相場も引き続き円高方向に振れていることも重しとなり日経平均は午後2時58分に同2246円18銭安の3万5880円15銭を付ける場面も見られるなど米7月雇用統計の発表を控えて見送り姿勢が強まる中で下げ幅を拡大して前日比2216円63銭安の3万5909円70銭と大幅続落。TOPIX(東証株価指数)も同166.09ポイント安の2537.60ポイントと急落。両指数ともに下げ幅としては87年10月20日以来過去2番目の大きさとなった。プライム市場の出来高は29億7030万株、売買代金は6兆6429億円。騰落銘柄数は値上がり14銘柄に対して値下がりは1626銘柄で98%を占めた。変わらずは5銘柄だった。

 

2日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=149円を挟みもみ合った。米景気減速懸念を背景に世界的な株安が進行して日経平均株価が前日比2216円安と暴落する中でリスクオフのドル売り・円買いが強まった。一方で週末を控えて下値ではポジション調整目的や実需のドル買い・円売りが活発化した。売買一巡後は2日の米国時間に米7月雇用統計の発表が控えていることもあって一方的にポジションを傾ける動きは限られた。

 

週末の個別は日経平均同様大暴落で三菱UFJが12%台、三菱重工が10%台と三菱グループが大きく下げている。コマツがほぼ5%、トヨタは4%台、ホンダも3%台でパナソニックだけが1%台と踏み止まった。株価の大暴落の原因は米国経済の減速と利下げ観測に対して日銀の利上げによる日米の金利格差縮小による円高が輸出企業にブレーキをかけたようだ。また中東地域の地政学的危機も関係しているだろう。今回の株価大暴落で新NISAに投資している若年層には衝撃が走ったようだが、相場と言うのはそういうものだから割り切って先を見ないといけない、・・( ^^) _旦~~。

 

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