26日の日経平均株価は、前日までの大幅下落の反動や為替が円安に振れたことなどから買いが入って反発する場面も見られたが、戻り待ちの売りに上値が重く米株が不安定な値動きを続けていることに加えて週末要因もあって取引終了にかけて下げ幅を拡大して午後2時58分に同258円32銭安の3万7611円19銭を付けるなど安値圏で取引を終えて前日比202円10銭安の3万7667円41銭と21年9月27日から10月6日以来2年9カ月ぶりに8日続落した。TOPIX(東証株価指数)も、同10.32ポイント安の2699.54ポイントと3日続落して取引を終えた。プライム市場の出来高は17億8108万株、売買代金は4兆4350億円。騰落銘柄数は値上がり705銘柄、値下がり871銘柄、変わらずは69銘柄だった。

 

26日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=153円台半ばで推移している。来週の日銀金融政策決定会合を控えて様子見ムードも強くて方向感の乏しい展開となった。午前中は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが観測されて強含む場面があったが、追随する動きは見られずに上げ幅を縮小。一方で日経平均株価が底堅く推移する中でドル売り・円買いの勢いも低調で下値は限られた。午後になると週末の手仕舞いの動きもあって上値が重くなった。

 

週末の個別は上げ下げ様々、三菱重工が2%台、三菱UFJとコマツが小幅に上げているが、トヨタが3%台、ホンダとパナソニックが小幅に下げている。輸送機器などの輸出関連は円高が痛いだろう。でもまだまだかなりの円安ではあるが、1ドル130円前後が適当だろうか。しかし日銀も為替には全く手も足も出ずと言ったところではある、・・(一一")。

 

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