22日の日経平均株価は、現地19日の米国でマイクロソフトのクラウドサービスや「ウィンドウズ」搭載端末でシステム障害が発生したことでリスク回避姿勢が強まって米国株が下落、米株安を受けて始まりから売りが先行、一巡後は下げ渋る場面も見られたが、弱含みで推移して日経平均は午後1時7分に同544円40銭安の3万9519円39銭を付けてその後も戻りの鈍い展開で前週末比464円79銭安の3万9599円00銭と大幅に4日続落。TOPIX(東証株価指数)が同33.30ポイント安の2827.53ポイントと3日続落して取引を終えた。日経平均が終値ベースで4万円を割り込むのは1日(3万9631円06銭)以来3週間ぶり。プライム市場の出来高は13億4919万株、売買代金は3兆3112億円。騰落銘柄数は値上がりが236銘柄に対して値下がりは1375銘柄で8割を超えた。変わらずは35銘柄だった。

 

22日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=157円台前半で推移している。朝方は157円台前半で推移したが、国内輸入企業による実需のドル買い・円売りもあって強含んで157円60銭台まで上昇。その後はほぼ横ばいで推移するなど動意が乏しくなった。ただ午後になって日本の長期金利が上昇する中でドル売り・円買いが強まって上げ幅を縮小した。

 

週明けの個別は、ホンダが小幅に上げた以外はすべて下落、三菱重工が2%台、トヨタ、三菱UFJ、コマツ、パナソニックが1%台と安値で引けている。ウィンドウズのシステム障害でリスク回避の売りが入って米株が下げて米株が下げれば当然日本株にも売りが出るだろう。このところちょっと急激に上げ過ぎたのでやや高値に対する警戒があるのかもしれない、・・(一一")。

 

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