10日の日経平均株価は、始まりは利益確定売りが先行したが、円安傾向を背景に押し目を拾う動きが強まり上げに転換、先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大、日経平均は午後2時56分に同308円99銭高の4万1889円16銭、TOPIXも同時刻に同14.03ポイント高の2909.58ポイントを付けて連日で取引時間中の史上最高値を更新して前日比251円82銭高の4万1831円99銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)が同13.65ポイント高の2909.20ポイントと上昇して両指数ともに終値ベースでの史上最高値を更新して取引を終了した。プライム市場の出来高は18億9666万株、売買代金は4兆7650億円。騰落銘柄数は値上がりが638銘柄に止まったが、値下がりは931銘柄と多かった。変わらずは75銘柄。
10日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=161円台半ばで推移している。時間外における米長期金利の上昇や国内輸入企業による実需のドル買い・円売りにより強含んだが、次第に上値は重くなった。NZドルが対主要通貨で急落する中でNZドルに対する円買いがドル・円の上値を抑えた面もある。昼すぎにかけて伸び悩んだが、明日の米6月CPI(消費者物価指数)などの発表を前に様子見ムードも強まり下値は限られた。
週中の個別は上げ下げまちまち、三菱重工は海上自衛隊の潜水艦乗組員らに対する川重の金品提供問題を踏まえて「三菱重や下請け企業など関連する企業も調査の対象とする」と報じたことでこれまで12日連騰してきたが、信用不安が出たようで6%台の下落、同じ機械系のコマツも2%台の下落、パナソニックも小幅に下げている。一方で三菱UFJは1%台の伸び、トヨタとホンダは小幅な伸びで引けている。日経平均はまだまだ上げるそうで26年3月には4万3700円ほどまで値を伸ばすという。海外投資家に日本株が再評価されて買われているとか。でもバブルの時も来年は4万5千円台とか言っていたらバブルが弾けて暴落したからどうなるだろうねえ、・・(一一")。
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