29日の日経平均株価は、始まりは28日の米国ナスダック総合指数が連日で史上最高値を更新したことを好感して買いが先行、その後は先物の買いが主導する格好で乱高下したが、手がかり材料のない中で次第に戻り待ちの売りに押される展開となって日経平均は午後2時56分に同331円13銭安の3万8524円24銭を付けるなど弱含みの展開を強いられて安値圏で取引を終えて前日比298円50銭安の3万8556円87銭と続落。TOPIX(東証株価指数)は同26.88ポイント安の2741.62ポイントと3日ぶりに反落した。東証プライム市場の出来高は17億9926万株、売買代金は4兆3727億円。騰落銘柄数は値上がりが249銘柄に対して値下がりが1371銘柄でプライムの8割を超えた。変わらずは46銘柄だった。
29日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=157円台前半で方向感なくもみ合った。朝方はややドル買いが優勢となって157円40銭近辺まで上昇したが、その後は伸び悩んだ。昼すぎにかけては下げ渋ったが、午後になると再び上値が重くなった。市場予想を上回る豪4月CPI(消費者物価指数)や安達日銀審議委員の講演に対する市場の反応は限定的だった。
週中の個別は三菱UFJが小幅に上げただけでその他はすべて下落、三菱重工が3%台と大きく下げたが、新しい中期計画発表も材料出尽くし感が先行したのが原因とか。トヨタ、コマツ、パナソニックが1%台、ホンダが小幅に下げている。為替は下げっ放し、株価は米国追従で国内に何の材料もないので相場は投機的売り買いが主力となっているのだろう。お上も日銀も脱柵塗能で日本はどうなっていくのだろうか、・・(一一")。
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