2日の日経平均株価は、外国為替市場で政府・日銀によるドル売り・円買い介入の観測から円高方向に振れたこともあってリスク回避の売りが先行して日経平均株価は午前9時10分に同315円86銭安の3万7958円19銭を付けるも時間外取引で米株先物が上昇していることを支えに上げ転換する場面も見られたが、手がかり材料に乏しい中で4連休となることに加え現地3日には米4月雇用統計の発表を控えることから手控えムードが広がり前日比37円98銭安の3万8236円07銭、TOPIX(東証株価指数)も同0.87ポイント安の2728.53ポイントとそろって小幅に続落し、取引を終えた。東証プライム市場の出来高は14億9274万株、売買代金は4兆2061億円。騰落銘柄数は値上がりが645銘柄、値下がりは936銘柄、変わらずは70銘柄だった。


2日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=155円台後半で推移している。早朝に観測された大口の円買いにより一時153円台前半まで下落したドル・円は東京時間に入って下げ渋りの動きを見せたが、156円30銭近辺で戻りは一服。午後は上値が重く155円台後半でもみ合った。明日の米4月雇用統計を控えるものの為替介入への警戒感も強く連休を前に売り買いともに積極的には動けないとの見方があった。

 

連休中日の個別は三菱重工が1%台、パナソニックが小幅に値を上げたが、コマツは1%台、トヨタ、ホンダ、三菱UFJは小幅に下げて引けている。お上が為替介入をしているようだが、時期的に遅いよなあ。もう少し早くから対応していれば少しは状況も変わったかもしれないが、為替介入とは言っても一時的なものだからなあ。ただいつ入るか分からないというプレッシャーを市場に与えておくことは悪いことではない。能無し日銀総裁のようにバカ正直に「当分利上げはしない」なんて言ってしまうから「それじゃあ安心してドルを買おうぜ」と言うことになる。相場は駆け引きだからその辺は博才もないといけないが、あの日銀総裁を見ているとそんなものはかけらもなさそうだ、・・(一一")。

 

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