12日の日経平均株価が、11日に米国ハイテク株が堅調な値動きを示してナスダック総合指数が反発、終値ベースでの史上最高値を更新したことから始まりから買いが先行、日経平均は午前9時3分に同332円19銭高の3万9774円82銭を付けたが、買い一巡後は戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となったほかに週末要因もあって様子見姿勢が強まったようだが、それでも前日比80円92銭高の3万9523円55銭と3日ぶりに反発。TOPIX(東証株価指数)が同12.68ポイント高の2759.64ポイントと続伸して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は16億3518万株、売買代金は4兆5786億円。騰落銘柄数は値上がりが931銘柄、値下がりは664銘柄、変わらずは57銘柄だった。


12日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=153円台前半で推移している。仲値決済に向けて国内輸出企業によるドル売り・円買いが観測されてやや軟化して153円を割り込んだが、ドル・円の下値が限られたことからすぐに持ち直して次第に下げ幅を縮小。午後は方向感なくもみ合った。午前中には鈴木財務相が「行き過ぎた動きには適切に対応する」などと述べたが、市場の反応は鈍かった。

 

週末の個別は下落が、トヨタと三菱UFJ、上げたのはホンダ、三菱重工、コマツ、パナソニックだが、いずれも小幅で大きな変化はなかった。為替が1ドル153円とかで海外からの旅行者は「フィリピンよりも食事代が安い」とか喜んでいるそうだ。しかし日銀はマイナス金利解除とか言っても金利が0~0.1%とかそんなもので為替のアンバランスが何とかなると思っているのか。お上、財務省だが、何度も「為替には重大な関心を持って見ており状況によっては強硬な手段を取る」などと言うが、実際は何もしないオオカミ少年で能無し日銀とともに海外投資家に完全になめられているんだろう。能無しもここまで来ると芸術的ではある、・・(-_-メ)。

 

日本ブログ村へ(↓)