22日の日経平均株価は、現地21日の米株高が追い風となって始まりから買いが先行、日経平均株価は午前9時4分に同272円09銭高の4万1087円75銭を付けたが、買い一巡後は利益確定売りに上値が重い展開となり後場は下げに転じる場面も見られたが、下値を拾う動きから下げ渋る展開となったようで前日比72円77銭高の4万888円43銭と4日続伸して連日で終値ベースの史上最高値を更新。TOPIX(東証株価指数)は同17.01ポイント高の2813.22ポイントと6日続伸し、連日で昨年来高値を塗り替えた。終値ベースで2800ポイントを回復するのは、90年1月11日(2814ポイント)以来、34年2カ月ぶり。プライム市場の出来高は19億2481万株。売買代金は5兆2480億円。騰落銘柄数は値上がりが1083銘柄、値下がりは520銘柄、変わらずは53銘柄だった。市場は、来週は3月配当落ちの他に日経平均の銘柄入れ替えも控えることから積極的な売買が控えられる場面もありそうだと警戒のようだ。


22日午前のロンドン外国為替市場の円相場は日本政府・日銀による為替介入への警戒感が漂う中で1ドル=151円台半ばでもみ合った。正午現在は151円42~52銭と、前日午後4時(151円54~64銭)比12銭の円高・ドル安。前日の米経済指標が強めだったことから米早期利下げ観測が後退して円は東京市場で一時152円に接近した。ただ日本の通貨当局による介入警戒感から買い戻されてロンドン市場の朝方は151円40銭台で推移した。その後は時間外取引での米長期金利の上昇を眺めて一時151円65銭近辺まで軟化したが、この日予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)高官らの発言待ちのムードもあり下値を追う動きは限られた。

 

週末の個別はコマツが2%台と値を落とした他はすべて上げ、トヨタ、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックが1%台、三菱重工が小幅だった。日銀のマイナス金利政策終了がどの程度影響を与えるかと思ったら為替は円高方向には動いていない。むしろ円安方向に動いている。それもそのはずでー0.1%を0~0.1%にしたところでほとんど影響はあり得ない。黒田バズーカなんて言われたが、植田バターナイフなどと揶揄されているし、緩和的金融政策を継続するなどと言っているので欧米は全く問題にはしていないようだ。今の日本で大幅な利上げは難しいだろうが、どうせやるなら0.5%くらいまで上げてもよかったように思う。ある程度の決心を示さないと誰も反応はしないだろう、・・(-_-メ)。

 

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