8日の日経平均株価は、始まりは買いが入ったが、買いは続かず一旦マイナス圏まで落ち込んだが、その後は前場を通して下値を切り上げる展開、前日の米株高を受けて前日下げた銘柄が持ち直すなどの他に銀行や建設といった内需株に資金が集まり、後場も買い気を引き継いで日経平均は午後零時52分に前日比390円52円高の3万9989円33銭とこの日の高値をつけて東証プライム市場では193銘柄が昨年来高値を更新したが、今日日本時間夜には重要な米2月雇用統計の発表が控えていることもあって次第に手じまい売りが膨らみ午後2時台は日経平均が日中の安値圏で推移して終値の上げ幅は100円に届かずTOPIXも小幅高にとどまるなど下値を買う意欲は引き続き強いものの円高や3月日銀金融政策決定会合でのマイナス金利政策解除への警戒感が上値を追う動きを抑制して日経平均は連日で5日移動平均線を下回って取引を終えて前日比90円23銭高の3万9688円94銭と4日ぶりに反発した。TOPIX(東証株価指数)も同8.26ポイント高の2726.80ポイントと反発した。メジャーSQの算出日に当たるこの日のプライムの出来高は22億3578万株で、売買代金は6兆3949億円。騰落銘柄数は値上がり1118銘柄、値下がり489銘柄、変わらず49銘柄だった。
7日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台後半で推移している。朝方に147円50銭近辺まで下落。実質「5・10日」に伴う実需のドル買い・円売りにも支えられて148円台まで持ち直したが、午後は米2月雇用統計を前にした持ち高調整のドル売り・円買いに上値を抑えられて147円台後半まで押し返された。
週末の個別は三菱重工が1%台、三菱UFJもほぼ1%、ホンダとパナソニックが小幅に上げたが、トヨタとコマツは1%台の下げだった。日経平均は円高などが嫌われてやや値を下げたが、まだ4万円を狙える位置にはいるが、これと言った実体のない相場模様なのでこの先は徐々に下げていくだろう。どのあたりで落ち着くかが今後の焦点だが、これには為替や米国経済、そして米国大統領選挙の状況、ウクライナや中東の戦火がどうなるか、また中国の経済状況など様々な要素が絡んできてなかなか見通しが難しいだろう、・・(◎_◎;)。
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