7日の日経平均株価は、日経平均は始まり現地6日の米株高を受けて4日の取引時間中の史上最高値を更新し4万400円台に乗せる場面もあったが、3月に予定されている日本銀行の金融政策決定会合で一部の出席者がマイナス金利解除を妥当とする意見を表明する見通しと報じられるなど政策変更への思惑から為替市場で1ドル=148円台の半ばまで円高・ドル安が進行、輸出関連銘柄を中心に業績への影響が警戒され売りに押されて日経平均は午後2時44分に同572円38銭安の3万9518円40銭を付けるなど前日比492円07銭安の3万9598円71銭と大幅に3日続落して4日ぶりに心理的なフシ目の4万円を割り込んだ。下げ幅は1月26日の485円安を超えて今年最大となった。TOPIX(東証株価指数)は同12.13ポイント安の2718.54ポイントと3日ぶりに反落した。プライム市場の出来高は21億2419万株、売買代金は5兆9212億円。騰落銘柄数は値上がり675銘柄、値下がりは929銘柄、変わらずは52銘柄だった。

 

7日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=148円台半ばで推移している。朝方からドル売り・円買いが続いてドル・円はジリ安で推移した。1月の実質賃金のマイナス幅が13カ月ぶりの水準に縮小した他に日銀の中川審議委員が物価安定目標の実現に前向きな見方を示して一部では日銀が3月か4月の金融政策決定会合でマイナス金利を解除することへの容認姿勢を示していると報じられるなどドル売り・円買いの材料が相次いだ。

 

週後半の個別は三菱UFJだけが小幅に上げたが、ホンダが3%台、トヨタ、コマツが2%台、パナソニックが1%台、三菱重工が小幅に下落して引けた。能無し日銀のマイナス金利解除と言ってもそうそう金利が大きく上がるわけでもないだろうに一気に売りが出るのはやはりその場の勢いと「欧米、アジア、日本の中で投資するなら日本かな」と言った消極的な選択で株価が上がっていたのだろう。この先徐々に株価は下げていくだろうが、どのあたりで止まるかが今後の焦点だろう。しかし相場と言うのは売りも買いも勢いなんだろう、・・(>_<)。

 

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