22日の日経平均株価は、決算が注目された米エヌビディアが現地21日の時間外取引で一時10%超える上昇を見せたことから始まりから半導体関連を中心に買いが先行、一時3連休を控えた利益確定売りに押される場面も見られたが、日経平均は午後2時48分に同894円81銭高の3万9156円97銭を付けるなど投資家心理の好転を支えに堅調に推移して前日比836円52銭高の3万9098円68銭と4日ぶりに大幅反発。1989年12月29日の終値ベースの史上最高値(3万8915円)を更新して初めて3万9000円に乗せた。TOPIX(東証株価指数)は同33.41ポイント高の2660.71ポイントと3日ぶりに反発。19日の昨年来高値(2639ポイント)を塗り替えた。東証プライム市場の出来高は17億6948万株、売買代金は5兆5622億円。騰落銘柄数は値上がりが1082銘柄、値下がりは518銘柄、変わらずは57銘柄だった。
22日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=150円台前半で推移している。日経平均株価の堅調推移を背景にドル買い・円売りが優勢となって午前中に150円台半ばまで上昇した。ただ日銀の植田総裁が衆院の予算委員会に出席して日本経済の現状について「デフレではなくインフレの状態」などと述べたと伝わると早期の政策正常化が意識されてドル・円は失速した。
週後半の個別はパナソニックが小幅に下げた以外はすべて上昇、ホンダが3%台、トヨタと三菱重工が2%台、三菱UFJが1%台、コマツが小幅な上げだった。日経平均は史上最高値と言うが、国内に何かしらの材料があるわけではなく米国追従と中国から式上げた資金が流れ込んでいるだけでこれと言った経済の実績はない。能無し日銀総裁も「インフレ状態」とか言うだけで何もしようとはしない。株価もどこかで大崩れするんだろうけどお上も能無し日銀もよそ見ばかりで何もしないと行く先が恐ろしいところではあるが、・・(>_<)。
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