15日の日経平均株価は、現地14日の米国市場で金利の高止まりに対する警戒感がやや後退してNYダウ、ナスダック総合指数がともに反発したことから買いが先行して日経平均は午前9時24分に同424円53銭高の3万8127円85銭を付けたが、買い一巡後は利益確定売りや時間外取引で米株先物が下落していることもあって上値が重かったが、後場に入り堅調に推移、取引終了間際に日経平均は同485円42銭高の3万8188円74銭を付ける場面が見られ前日比454円62銭高の3万8157円94銭と反発。TOPIX(東証株価指数)も同27.44ポイント高の2584.59ポイントとそろって反発して取引を終えた。日経平均はバブル経済崩壊後の高値を更新。終値ベースで3万8000円台となるのは90年1月11日(3万8170円)以来34年1カ月ぶり。東証プライム市場の出来高は20億1041万株、売買代金は5兆4919億円。騰落銘柄数は値上がりが505銘柄、値下がりは1106銘柄と値上がりよりも多い。変わらずは46銘柄だった。


15日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=150円台前半で推移している。朝方は10-12月期GDP(国内総生産)速報値が予想外のマイナス成長となって日銀のマイナス金利解除が遅れるとの見方からドル買い・円売りが強まる場面があったが、米長期金利が時間外で低下したことからドル売り・円買いがやや強まって上値が重くなった。「5・10日」に伴う実需の動きも国内輸出企業によるドル売り・円買いが優勢となった。

 

週後半の個別はトヨタだけが小幅に下げたが、それ以外は三菱重工とパナソニックが3%台、ホンダが1%台、三菱UFJとコマツが小幅に値を伸ばして引けている。日本のGDPがドイツに抜かれて4位に転落したそうだ。日銀の金融政策は個人消費や先行きリスクを含め総合判断されてその具体的手法は日銀に委ねられると言うが、そうするとGDPが下げたのは能無し日銀が第一戦犯、何もしないお上が第二戦犯と言うことか、・・(-_-メ)。

 

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