8日の日経平均株価は、始まりから買いが先行、一時上値の重い場面も見られたが、先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大、後場に入っても強い地合いが継続して日経平均は午後1時59分に同837円05銭高の3万6956円97銭を付けて心理的なフシ目の3万7000円に急接近する場面も見られたが、引けにかけてやや上げ幅を縮小して前日比743円36銭高の3万6863円28銭と大幅反発。1月22日の終値ベースの昨年来高値(3万6546円95銭)を上回った。TOPIX(東証株価指数)は同12.68ポイント高の2562.63ポイントと、続伸して取引を終えた。日経平均の上昇幅は今年に入り最大で、昨年11月15日(823円77銭)以来の大きさだった。東証プライム市場の出来高は20億9634万株、売買代金は5兆5622億円。騰落銘柄数は値上がりが584銘柄、値下がりは1013銘柄、変わらずは60銘柄だった。市場は、日経平均は大幅高となったが、プライムの騰落銘柄数は値下がりが多かった。一部銘柄の上昇影響が大きいことから反動安には注意したいと利益確定を警戒のようだ。
8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=148円台半ばで推移している。日銀の内田副総裁が講演でマイナス金利を解除したとしても「緩和的な金融環境を維持していくことになる」との認識を示して日銀の政策修正に対する過度の期待が後退。日本の長期金利が低下してドル買い・円売りが優勢となった。日経平均株価が後場に上げ幅を拡大したこともあって午後もドル買いが継続してドル・円はジリ高で推移した。
週後半の個別は、トヨタが2%台、ホンダとコマツが1%台と上げたが、パナソニックと三菱UFJが1%台、三菱重工が小幅に下げて引けている。能無し日銀は相変わらず金融緩和を継続するようだが、10年やって効果がない政策を何故維持するのだろうか。やっぱり能無しなんだろうか。もう少し為替と金利のバランスを取るべきだろう。給与が上がらないと物価の安定的上昇はない。企業も製品やサービスの値上げが開くと言う感覚を捨てて適正な価格を設定してその分を給与に回すべきだろう。30年も緊縮を続けてきたので日銀の頭の中も緊縮なんだろうか、・・(-_-メ)。
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