31日の日経平均株価は、始まりは米IT大手マイクロソフトとアルファベット(グーグルの持ち株会社)の株価が決算発表後の現地30日、時間外取引で下落したことを受け半導体株などに売りが先行して弱含む場面も見られたが、26日に付けた直近安値(3万5687円)を割り込まなかったことから押し目買いが優勢となり日経平均は取引終了間際の午後2時59分に同226円67銭高の3万6292円53銭を付けるなど引き締まる格好となって前日比220円85銭高の3万6286円71銭と3日続伸、TOPIX(東証株価指数)は同24.17ポイント高の2551.10ポイントと反発して取引を終了した。東証プライム市場の出来高は17億1296万株、売買代金は4兆5332億円。騰落銘柄数は値上がりが1225銘柄と7割を超え、値下がりは399銘柄、変わらずは34銘柄だった。
31日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台後半で推移している。朝方発表の22-23日開催分の日銀金融政策決定会合における「主な意見」を受けてマイナス金利解除観測が強まりドル売り・円買いが先行。一時147円20銭近辺まで下落した。日経平均株価が安く寄り付いたこともドル・円の重しになったが、日経平均が下げ幅を縮小するとドル・円も持ち直して午後には147円80銭近辺まで上昇した。終盤は米長期金利の低下を背景にドル・円の上値は重くなった。
週中の個別はパナソニックが小幅に下げた他はすべて上昇、中でもコマツが8%台と大きく上げたが、これは北米での業績が好調だったことが理由だそうだ。ホンダと三菱UFJは2%台、トヨタと三菱重工が1%台だった。能無し日銀がマイナス金利解除について言及し始めたが、いかにも遅すぎる。為替と金利うまくバランスを取るのが政策だろう。お上も能無し日銀も何もしない政策ばかりで困ったものである、・・(>_<)。
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