26日の日経平均株価は、始まりから利益確定売りが先行、日経平均は先物に断続的な売りが出たことをきっかけに下げ幅を拡大、売り一巡後は落ち着きどころを探る場面も見られたが、時間外取引で米株先物が下落幅を広げたこともあって午後1時58分には同548円89銭安の3万5687円58銭を付け、取引終了にかけて買い戻す動きも見られたようだが、戻りは限られ前日比485円40銭安の3万5751円07銭、TOPIX(東証株価指数)も同34.27ポイント安の2497.65ポイントと大幅に反落。両指数とも今年に入り最大の下げを記録して取引を終了した。東証プライム市場の出来高は15億8316万株、売買代金は4兆5018億円。騰落銘柄数は値上がりが321銘柄、値下がりは1294銘柄と8割近くに膨らみ、変わらずは43銘柄だった。
26日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台後半で推移している。朝方の12月東京都区部消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る伸びとなり日銀の金融政策の正常化に向けた動きが遅れるとの見方もあってドル買い・円売りが優勢となったが、日経平均株価の軟調スターを受けてドル・円も下落した。米長期金利が時間外取引で低下したことも重し。午後になると今晩のPCE(個人消費支出)デフレーターなどを控えた持ち高調整の動きにより下げ渋ったが、上値は限定的だった。
週末の個別はパナソニックが1%台と上げた以外はすべて下落、トヨタ、三菱重工、三菱UFJが2%台、ホンダとコマツが小幅に値を下げている。これと言った材料がないのに株価が大きく上げたが、これはやはり仕掛けだったようである程度の株価になればやはり売られる。そこがどのあたりで止まるかが今後の焦点だろう。お上や能無し日銀が何もしないので日本の株式相場は仕手先の草刈り場なのかもしれない、・・(>_<)。
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