25日前場の日経平均株価は、始まりから利益確定売りが先行、日経平均株価は先物に断続的な売りが出たことをきっかけに下げ幅を拡大、午前10時52分には同313円94銭安の3万5912円54銭と19日以来4営業日ぶりに3万6000円を割り込む場面があったが、その後は押し目を拾う動きが強まったようで下げ幅を縮小して前日比64円47銭安の3万6162円01銭と3日続落。TOPIX(東証株価指数)は同0.30ポイント高の2529.52ポイントと、小幅ながら3日ぶりに反発して取引を終了した。東証プライム市場の出来高は7億3511万株、売買代金は2兆2720億円。騰落銘柄数は値上がりが1154銘柄と7割近くあり、値下がりは464銘柄、変わらずは40銘柄だった。
25日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台で上値の重い展開と見る。前日の米国時間のドル・円は日本の長期金利の上昇を受けた円買いが継続して軟調推移となったが、強い米経済指標を材料にドル買いが強まると持ち直した。国内では日銀による金融政策の早期正常化観測が高まっており目先の重しになる。ただ今日は米国で10-12月期GDP(国内総生産)速報値などの発表を控えていて様子見ムードも広がりやすい。朝方の売り買いが一巡した後は株式市場や債券市場をにらみながらの展開となりそうだ。
週後半の個別は、ホンダとコマツが小幅に上げているほかはすべて下げたが、パナソニックがおよそ2%近い下げの他はトヨタ、三菱重工、三菱UFJともに小幅な値下がり。最近これと言った材料がないのに株価がバカ上がりしていたのは仕掛けもあるのだろう。それが調整局面に入ったと言うことか。とにかく日銀が超低金利政策を早く修正して為替と金利のバランスを取ること。そして企業は値上げを悪と考えずに製品やサービスに適正価格を設定してその分社員の給料を上げてやること。これをしないと経済は成長していかない。それから政府は高度先端技術開発に資金を投じてやって日本を高度先端技術立国として繫栄させることを考えること。技術は絶対に裏切らない、・・(^_^)v。
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