24日の日経平均株価は、始まりから利益確定売りが先行、売り一巡後は押し目を拾う動きから下げ渋る場面も見られたが、戻りは鈍く午後零時50分には同412円68銭安の3万6104円89銭を付け、その後は押し目買いに下げ渋る格好となり前日比291円09銭安の3万6226円48銭、TOPIX(東証株価指数)は同12.85ポイント安の2529.22ポイントとそろって続落して取引を終了した。東証プライム市場の出来高は15億6297万株、売買代金は4兆3242億円。騰落銘柄数は値上がりが469銘柄、値下がりは1148銘柄、変わらずは41銘柄だった。市場は、日経平均は5日移動平均線(24日時点で3万6144円)が支える格好となったが、25日線とのかい離はまだ5%超と大きいことからさらなる調整を挟む場面もありそうと警戒のようだ。

 

24日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台後半で推移している。日本の長期金利が上昇したことで円買いが先行して午前中は軟調に推移した。148円ちょうど近辺では下げ止まったが、昼すぎにまとまったドル売りが観測されて147円台まで下落。一旦は下げ幅を縮小したが、今度は148円ちょうどが上値として意識されて押し返された。

 

週中の個別は上げ下げまちまち、コマツがほぼ2%、トヨタが1%台、ホンダが小幅に下げている。一方で三菱UFJが5%台と上げているのは長期金利が上がったからだそうだ。パナソニックは1%台、三菱重工は小幅に上げている。日銀は未だに超低金利政策の継続を続けるようだが、いい加減にした方がいい。今の日本では値上げは悪とされているが、製品やサービスの適正な価格の値上げはすべきだろう。その分給料を上げてやればそれでいい。そうしないと経済は少しも拡大しない。GDPが30年も横ばいなんてそんな国はないだろう。それは給料を抑え込んで製品やサービスの値上げをして来なかったからだ。いくら低金利でも金を借りてまで給料を上げてやる会社などない。為替との適正なバランスを考えて金利を調整すべきだろう、・・(◎_◎;)。

 

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