5日の日経平均株価は、昨日4日の底堅い動きを受けて朝方から買いが優勢、日経平均は寄り付き直後にマイナス圏に転じる場面があったが、為替市場で一時1ドル=144円80銭台と円安方向に振れたことが背中を押して輸出関連銘柄を中心に堅調に推移して午後零時38分には同279円75銭高の3万3568円04銭を付ける場面がありその後も高値圏で堅調に推移していたが、週末要因から取引終了にかけて伸び悩んで前日比89円13銭高の3万3377円42銭と4日ぶりに反発。TOPIX(東証株価指数)は同14.75ポイント高の2393.54ポイントと3日続伸して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は16億3981万株、売買代金は3兆9358億円。騰落銘柄数は値上がりが841銘柄、値下がりは777銘柄、変わらず39銘柄だった。市場は、手がかり材料に欠けることから積極的に上値を追う動きは限られるが、業績への期待感が足元での堅調な値動きを支えているようだと状況を好意的に見るようだ。


5日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円台後半で推移している。朝方は日経平均株価の上昇に加えて国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測されてドル・円は強含みで推移したが、一巡後に戻り待ちのドル売りに押されて失速。昼すぎにかけて切り返して午後は145円ちょうどに急接近したが、米12月雇用統計を前にした持ち高調整もあってその後は伸び悩んで朝方の水準近くまで上げ幅を縮小した。

 

週末の個別はパナソニックだけが小幅に下げたが、他は軒並み上げている。三菱重工が3%台、トヨタ、ホンダ、三菱UFJが2%台、コマツが1%台だった。年初から地震だの航空機事故だのと波乱含みの2024年だが、経済界は意外に落ち着いているようだ。地震も落ち着けば復興需要が出てくるだろうし経済的にはマイナスばかりではない。それにしてもGDPが伸びないのは給料を上げてやらないからだ。上がった分がGDPの伸び率の柱になる。国力を伸ばすには給料を上げてその分を製品やサービスの値上げで賄うしかないだろう。過分な値上げは経済を破壊するが、相応の値上げをしても給料に反映させてやれば釣り合うだろう、・・(^_-)-☆。

 

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