29日大納会の日経平均株価は、日経平均は前日の弱い動きが継続して朝方から売りが先行、時間外取引で米株先物が堅調に推移したが、買い気は伸びず、後場に入って様子見姿勢が強まる中で午後2時36分には同234円45銭安の3万3305円17銭と今日の安値を付けたが、そこから取引終了にかけ先物に断続的な買いが入って下げ幅を縮小する展開となり前日比75円45銭安の3万3464円17銭と続落、一方、TOPIX(東証株価指数)は同4.37ポイント高の2366.39ポイントと反発して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は12億8510万株、売買代金は3兆818億円。騰落銘柄数は値上がりが1050銘柄と6割を超える一方、値下がりは544銘柄、変わらず64銘柄だった。
29日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=141円台半ばで推移している。年内最終売買で市場参加者は少なく141円台半ばで動意の乏しい展開となった。午前中は仲値決済にかけて国内輸入企業によるドル買い・円売りが観測されて強含んだが、141円65銭近辺で上昇は一服。その後は手じまいのドル売り・円買いにより伸び悩んだ一方で手掛かり材料難の中で午後はほぼ横ばいで推移した。
大納会の個別はパナソニックだけが小幅に下落、他は値を上げている。トヨタ、ホンダの輸送機器は1%台、三菱重工、三菱UFJ、コマツは小幅だった。ここまで来ると年明けに向けた調整だけで大きな取引はないだろう。景気が良かったころは大納会のご祝儀相場なんてものがあったが、今はそんな余裕はないだろう。日銀は能無し、お上もパッとしないで不祥事ばかり繰り出していれば買い気も失せるかもしれない。困ったものではある、・・(-_-メ)。
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