25日の日経平均株価は、週末のしっかりした値動きから買いが先行、日経平均は前週末の終値から上向いて寄り付きが同245円46銭高の3万3414円51銭と今日の高値となったが、その後はクリスマスで市場参加者が少ない中で戻り待ちの売りに押される展開、手がかり材料にも乏しことから積極的な売買は限られて上値は重く前週末比84円98銭高の3万3254円03銭、TOPIX(東証株価指数)は、同0.97ポイント高の2337.40ポイントといずれも続伸して取引を終了した。前東証プライム市場の出来高は9億5278万株、売買代金は2兆4958億円。プライムの売買代金が2兆5000億円を下回るのは、4月25日(2兆3472億円)以来、8カ月ぶり。騰落銘柄数は値上がりが632銘柄、値下がりは984銘柄、変わらず43銘柄だった。
25日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=142円台前半で推移している。日経平均株価の上昇を受けてドル買い・円売りが先行したものの国内輸出企業によるドル売り・円買いが観測されて失速。日経平均が伸び悩む中でドル・円も上値の重い展開となった。一方午後に日銀の植田総裁が講演したものの発言内容はこれまでと大きく変わらなかったため市場の反応は限定的だった。
週明けの個別は上げ下げまちまち、三菱重工とコマツの機械系が1%台、トヨタ、パナソニックが小幅に上げたが、ホンダと三菱UFJは小幅に下げている。欧米はクリスマス休暇で日本も間もなく年末年始休暇に入るので売り買いも調整の範囲だろう。日銀の総裁が何かを言ってももう誰も「またか」状態で市場に影響を与えるようなことは少ないだろう。能がないとせっかくの立場も落ちぶれてしまうだろう、・・(-_-メ)。
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