6日の日経平均株価は、心理的なフシ目の3万3000円を回復たことで買いが入り売った株を買い戻す動きが強まり時間外取引で米株先物が上昇したことも支えにジリ高基調が続き、後場に入っても強地合いが維持されて午後2時59分に同676円31銭高の3万3452円13銭と今日の高値を付けるなど終日強い動きとなり前日比670円08銭高の3万3445円90銭と4日ぶりに大幅反発して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は14億3245万株、売買代金は3兆5298億円。騰落銘柄数は値上がりが1540銘柄とプライム市場の9割超となり、値下がりは95銘柄、変わらず25銘柄だった。市場は、昨日の下げを否定するような大陽線を立てたが、3万3500円近辺では戻り待ちの売りが控えていると見られて上値追いには新たな材料が欲しいところと材料不足がもう一段高にネックとなったと見るようだ。


6日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台前半で推移している。日経平均株価の大幅高を受けてリスクオンのドル買い・円売りがやや優勢となった。日銀の氷見副総裁が大分県内での懇談会で発言した内容がハト派的と受け止められたこともドル・円を支えたとの見方もあった。ただ米利上げ終了観測が高まる中で週末の米11月雇用統計、来週のFOMC(12-13日)や米価物価関連指標(12日にCPIなど)の発表を控えて積極性は乏しく上値は限定的だった。

 

週中の個別は一応すべて上げて引けている。トヨタ、ホンダの輸送機器が2%台、三菱重工、パナソニックが1%台、三菱UFJとコマツが小幅に上げている。半導体関連株が上げたようなので機械、金融系は小幅なようだ。米国の利上げも終息を迎えたようで為替も円高傾向だが、今日は一服のようだ。能無し日銀は相変わらず様子見のようでこれと言った金融政策はないようだ、・・(-_-メ)。

 

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