30日の日経平均株価は、円が高止まりしていることを嫌気して売りが先行して軟調な動きも見られたが、売り一巡後は時間外取引で米株先物が上昇していることを背景に下げ渋る展開となり、後場には先物に買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大、取引終了にかけて引き締まる格好となり前日比165円67銭高の3万3486円89銭と4日ぶりに反発して今日の高値で取引を終えた。東証プライム市場の出来高は23億6681万株、売買代金は5兆5792億円。騰落銘柄数は値上がりが1014銘柄、値下がりが591銘柄、変わらず55銘柄だった。

 

30日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円ちょうど近辺で推移している。日経平均株価の軟調推移などを受けてドル売り・円買いが継続したものの147円割れではドル売りも収まって下げ幅を縮小するなど147円ちょうどを挟んでほぼ横ばい推移となった。今晩の米国で10月PCE(個人消費支出)デフレーターなどの発表を控えていることもあって積極性は乏しく後場に日経平均が持ち直す中でもドル・円の戻りは鈍かった。

 

週後半の個別はトヨタが小幅に下げた他はどの銘柄も小幅に上げている。コマツが1%台、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックはいずれも小幅の上げだった。トヨタは昨日買われたので利益確定が出たのかもしれない。市場もkれと言った材料はないが、為替が円高に振れたことで輸出企業株が売られたが、米国で先物が買われたことがプラスになったようだ。岸田内閣危険水域を超していると言うが、もっとものをはっきり強くアピールしないといけない。他力本願の日本人は強い指導者が好きなんだから、・・(^_-)-☆。

 

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