29日の日経平均株価は、始まりから売りが先行、為替が1ドル=146円台の後半と2カ月ぶりの円高水準に振れたことから輸出関連銘柄を中心に下落、午前9時59分には同229円32銭安の3万3179円07銭と今日の安値を付けるなど売り込まれ、一巡後は押し目を拾う動きが見られて上げ転換、後場には3万3500円台まで戻す場面も見られたが、戻り待ちの売りが優勢となり前日比87円17銭安の3万3321円22銭と3日続落して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は13億6815万株、売買代金は3兆5441億円。騰落銘柄数は値上がりが565銘柄、値下がりが1049銘柄、変わらず43銘柄だった。市場は、短期投資家によるポジション調整の売り買いが交錯して方向感に欠ける展開となったと冴えない。
29日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台前半で推移している。日経平均株価の安寄りに加えて国内輸出企業によるドル売り・円買いもあって弱含みの展開となり午前10時ごろに146円台半ばまで下落。その後は日経平均が持ち直したこともあってドル・円も下げ渋った。昼すぎから再び上値が重くなったが、147円ちょうど近辺で下げ止まった。
週中の個別はトヨタが2%台と上げた他はすべて下落、三菱重工、三菱UFJが2%台、ホンダ、コマツ、パナソニックが1%台の下落だった。米国FRBが金利引き下げについて口にしたことからドル安が進んだようだ。まあそうそういつまでも米国も金利を上げてはいられないだろうけど日本はまた他人任せの様子見だろうか、・・(-_-メ)。
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