27日の日経平均株価は、前週末の強い動きが継続して始まりは買いが先行したが、先物に断続的な売りが出たことをきっかけに下げに転じて弱含み、後場に入っても軟調な展開で午後零時42分には同228円49銭安の3万3397円04銭と今日の安値を付け、その後は安値圏でのもみ合い商状となり、さらに外国為替市場で1ドル=148円90銭台(前週末24日は149円42-44銭)まで円高に振れたことから輸出関連銘柄には重しとなったようで前週末比177円86銭安の3万3447円67銭と3日ぶりに反落して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は12億4822万株、売買代金は3兆1053億円。騰落銘柄数は値上がりが631銘柄、値下がりが973銘柄、変わらず55銘柄だった。

 

27日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=149円ちょうど近辺で推移している。朝方は底堅く推移したものの国内輸出企業による実需のドル売り・円買いもあって仲値決済にかけて軟化。日経平均株価は下げに転じたこともあってドル・円はさえない動きが続いて昼すぎには149円ちょうどを割り込んだ。その後はドルが買い戻されたものの149円ちょうど近辺で上値は重くなった。

 

週明けの個別はこのところパッとしなかった三菱UFJが2%台と値を上げたが、それ以外はすべて下落、三菱重工が5%台、トヨタ、ホンダ、コマツ、パナソニックは1%台の下落だった。米国もそうそう利上げもできないようでそろそろ天井だろうか。その分円が買われて円高方向に振れている。結局お上も日銀も為替には何もできずの体たらくだった。何とも困ったものではある。何かしらビシッと強い政策を出さないことが岸田政権の不人気だろうか、・・(-_-メ)。

 

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