9日の日経平均株価は、朝方から買いが入りやや上値が重い展開も見られたが、前場は総じて堅調、後場に入っても手がかり材料に乏しい展開だったが、先物が主導する格好で上げ幅を拡大、午後2時45分には同557円23銭高の3万2723円71銭の高値を付ける場面も見られるなど前日比479円98銭高の3万2646円46銭と大幅反発して取引を終えた。東証プライムの出来高は16億7837万株、売買代金は4兆443億円。騰落銘柄数は値上がりが1285銘柄、値下がりが332銘柄、変わらず42銘柄だった。プライムの8割近い銘柄が上昇した。市場は、昨日上値を抑えられた3万2500円を完全に上抜いたことで買い戻す動きも巻き込んで上値を追う格好となったようだと見るようだ。
9日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=151円前後で推移している。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りもあってジリ高推移となり午前10時ごろに151円ちょうどを付けた。金融政策決定会合の主な意見を受けて日銀の緩和姿勢が改めて意識されたとの見方もある。その後は政府・日銀による円買い介入への警戒感もあって失速したものの下値は限定的で午後は下げ渋った。
週後半の個別はすべて上げて引けている。コマツが3%台、トヨタ、ホンダ、三菱重工が2%台、三菱UFJとパナソニックが1%だった。為替は1ドル151円台とさらに円安が進んでいるが、日銀総裁は粘り強く金融緩和を継続するなどと言っている。10年やってダメなものが今更どうにもならないだろう。それよりも円安で高騰している物価を押さえるのが先決ではないだろうか。金借り手まで給料上げてやるような会社はないだろう、・・(-_-メ)。
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