6日の日経平均株価は、朝方から前週2日の堅調な地合いや米株高で買いが先行、米金利の急低下で成長株も堅調に推移して午前11時4分には同816円65銭高の3万2766円54銭と今日の高値を付け、後場は動意に乏しいものの高値圏で推移して前営業日比758円59銭高の3万2708円48銭と大幅に4日続伸して取引を終えた。上げ幅は10月10日の751円86銭を超えて今年最大となった。東証プライムの出来高は20億4476万株、売買代金は5兆1756億円。騰落銘柄数は値上がりが1260銘柄、値下がりが372銘柄、変わらず27銘柄だった。市場は、日経平均株価は大幅に4日続伸して上げ幅は2000円超となり短期的な過熱感を警戒されることから仕掛け的な売りには注意したいと高値状態からの仕掛けを警戒のようだ。
6日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=149円台半ばで推移している。朝方は前週末の米10月雇用統計を受けたドル売り・円買いが継続して149円台前半で推移していたが、日経平均株価の大幅高を背景にドルが買い戻されて下げ幅を縮小。一方時間外で米長期金利の戻りが一服したことからドル買いも弱まり午後はほぼ横ばい推移となった。植田日銀総裁が名古屋市で講演して2%の物価目標に向けて前向きな発言をしたものの市場の反応は限られた。
週明けの個別は三菱UFJが1%台の後半と値を下げたが、その他は好調、三菱重工が6%台、トヨタ、ホンダ、パナソニックが3%台、コマツが2%台と好調だった。日銀総裁が物価目標2%と言っても10年やって効果の上がらなかった金融政策を継続しているんだから誰も見向きもしないだろう。能無し日銀にも困ったものではある、・・(-_-メ)。
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