2日の日経平均株価は、現地1日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を通過して安堵感から米株が買われてことで買いが先行、午前9時38分には同485円48銭高の3万2087円13銭を付けてその後も堅調に推移したが、後場に入り3連休を控えることから積極的な売買は限られたようで小幅な値動きに留まり前日比348円24銭高の3万1949円89銭と大幅に3日続伸して取引を終えた。東証プライムの出来高は17億7007万株、売買代金は4兆5738億円。騰落銘柄数は値上がりが882銘柄、値下がりが722銘柄、変わらず54銘柄だった。市場は、日経平均株価は大幅に3日続伸したが、来週10日の11月限先物・オプションのSQ(特別清算指数)値の算出までは値動きの荒い状況が続く可能性もありそうと先行きの市場の荒れを警戒のようだ。

 

2日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=150円台半ばで推移している。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果やパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を受けて米長期金利が低下して日米金利差の拡大観測が後退。ドル売り・円買いが優勢となった。3連休前のポジション調整もドル・円の上値を抑えた。昼前には150円15銭近辺まで下落したが、明日の米10月雇用統計を前に様子見ムードも広がって下げ止まり午後は買い戻しによりやや下げ渋った。

 

週後半の個別は三菱重工が1%台とやや下げた他は値を上げている。トヨタとコマツが1%台、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックが小幅に上げている。為替は何の策もなく1ドル150円台だが、極端な円安も経済にはよろしくないだろう。1ドル125円から130円くらいがちょうどいいのではないだろうか。その辺を考えてもう少しきめ細やかに手を打てばいいと思うが、お上も日銀も無策ではある。マイナス金利なんて言っても10根にやって効果が出ないものはこの先いくらやってもダメだろう、・・(-_-メ)。

 

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