20日の日経平均株価は、19日の米株が長期金利の上昇とともに下落、こ流れを受けて日経平均は前場の早い段階で3万1093円90銭(前日比336円72銭安)まで下押し、売り一巡後は後場前半にかけて下げ渋ったが、昨日大幅に下落していたことで押し目買いの動きとなり一時は3万1428円97銭(同1円65銭安)を付け前日終値近辺に持ち直す場面もあったが、買いは続かずその後は上値が重くなり大引けにかけて3万1200円台に押し戻され、東証業種別株価指数(全33業種)では保険、輸送用機器、証券商品先物、小売など21業種が値下がり、医薬品、鉱業、ゴム製品など12業種が値上がり、東証プライム銘柄の56.9%が下落して前日比171円26銭安の3万1259円36銭と続落。東証プライムの出来高は12億5762万株、売買代金は3兆2818億円。騰落銘柄数は値上がり659銘柄、値下がり944銘柄、変わらず56銘柄。市場は、米長期金利上昇への警戒は根強く海外勢は売り越し基調だ。大きく下げた銘柄を拾う動きもあるが、主要企業の4-9月期決算を控えて積極的には動きにくいと渋いようだ。
20日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=149円台後半で推移している。午前中は米長期金利が時間外で強含んだところでドル買い・円売りが加速したものの150円に接近したところで為替介入への警戒感が高まって失速した。米長期金利の高止まりを背景に下値は限定的だったが、積極的に上値を試すような動きも見られず午後はほぼ横ばいで推移した。
週末の個別は機械系だけが小幅に上昇、その他は下落している。三菱重工とコマツが小幅に値を上げたが、パナソニックは2%台、トヨタ、ホンダは1%台、三菱UFJだけが小幅に下げて引けている。日本の株価は米国にらみだが、国内に材料がないと波を受けるだけでどうにもならない。何とか国内に材料が出せるようになるといいのだが、それにしても米国はウクライナやイスラエルに莫大な額の援助をしながらなんとも強いねえ。日本なんか比較にもならない。戦争に負けるわけだ、・・(◎_◎;)。
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