18日の日経平均株価は、17日の米ハイテク株安が重しとなって売りが先行、日経平均は一旦上げに転じたが、再度軟化、前場前半には3万1866円95銭(前日比173円34銭安)まで値を下げ、一巡後は前場終盤にかけて下げ渋ったが、戻りは限定的、後場は弱調子で始まった後、再度プラス圏入り、終盤には3万2101円47銭(同61円18銭高)まで値を上げたが、18日に半導体開発で英アーム、台湾積体電路製造(TSMC)と協業すると発表したソシオネクスが上伸、他の半導体関連株にも買いが波及して指数を支えたが、大引けにかけては上値が重くなり、東証業種別株価指数(全33業種)では鉱業、陸運、銀行、石油石炭製品など19業種が値上がり、医薬品、ガラス土石、非鉄金属など14業種が値下がり、東証プライム銘柄の64.4%が上昇して前日比1円96銭高の3万2042円25銭と小幅続伸。東証プライムの出来高は12億6170万株、売買代金は3兆3556億円。騰落銘柄数は値上がり1184銘柄、値下がり582銘柄、変わらず70銘柄。
18日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=149円台半ばで推移している。手掛かり材料が乏しく朝方は149円台後半でもみ合ったが、中国の7-9月期GDP(国内総生産)が市場予想をやや上回ったことから対人民元でのドル売りが波及して昼ごろにかけて弱含んだ。昼すぎにまとまったドル売り・円買いが観測され下げ足を速める場面もあった。ドル売り一巡後に下げ渋ったが戻りは限られた。
日経平均は超小幅に上げたが、週中の個別は三菱UFJが1%台と値を上げた以外はすべてマイナスで壊滅、トヨタ、ホンダ、三菱重工、コマツ、パナソニックは小幅に値を下げた。最近は株価もハイテク株中心に動いているようだが、日本の半導体は世界と比較すると周回遅れとか。コストばかり考えて半導体の生産を海外に依存したツケが立派に来ているようだ。技術の進歩は継続である。コストばかりに走らずに技術開発にもきちんと金をかけないといけない、・・(-_-メ)。
日本ブログ村へ(↓)