22日の日経平均株価は、21日の米株は金融引き締めの長期化懸念が根強く長期金利の上昇とともに株価がそろって下落、これを受けて日経平均は前場早々に3万2154円53銭(前日比416円50銭安)まで下押し、一巡後は下げ渋り一時3万2359円01銭(同212円02銭安)まで持ち直したが、戻りは限定、その後は前引けにかけて上値が重くなり日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えて押し目買いは制約され、中でも値がさ主力株中心に軟調、昼休みの時間帯に日銀は金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の現状維持を決定して円が弱含むとともに買い戻しを誘発、日経平均は下げ幅を急速に縮小、一時3万2535円67銭(前日比35円36銭安)まで引き戻したが、その後は上値が重くなり大引けにかけては3万2400円近辺で推移、東証業種別株価指数(全33業種)では海運、電気・ガス、非鉄金属、卸売など25業種が値下がり、鉱業、空運、銀行など8業種が値上がり、東証プライム銘柄の50.3%が下落して前日比168円62銭安の3万2402円41銭と4日続落。東証プライムの出来高は16億873万株、売買代金は3兆8813億円。騰落銘柄数は値上がり839銘柄、値下がり924銘柄、変わらず73銘柄。
22日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=148円ちょうど近辺で推移している。朝方は147円台後半でもみ合ったが、昼ごろに日銀が金融政策の現状維持を発表。大方の予想通りだったが、一部では政策修正への警戒感も根強かったためドルを買い戻す動きが強まり、一時148円25銭近辺まで上昇した。ただ週末で手じまいの動きも見られ直近の高値を上回ったことで利益確定目的のドル売りも出やすく次第に上げ幅を縮小した。
週末の個別は三菱UFJがほぼ1%、トヨタが小幅に上げた他はホンダ、三菱重工、コマツ、パナソニックは小幅に下げて引けている。日銀総裁が大規模金融緩和の継続を発表したが、10年やってダメなものはいくらやってもダメだろう。低金利も円安もどちらもメリット、デメリットがあるが、今は円安のデメリットの方が大きいだろう。大体いくら低金利と言っても金を借りてまで給料上げてやる会社もないだろう。金利と為替でうまくバランスを取るのがいいのだが、ただ金利を上げると政府の借金の支払いが上がるのでその辺がネックなのかもしれない。0.5%で5兆円だからなあ、・・(-_-メ)。
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