14日の日経平均株価は、時間外取引で米株先物が上昇、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数も上げていることなど好感して始まりから堅調に推移、心理的なフシ目の3万3000円を超えたことで買い戻しの動きも誘ったようだが、午後2時32分には同537円93銭高の3万3244円45銭を付け、TOPIX(東証株価指数)も前日比26.93ポイント高の2405.57ポイントと反発、バブル崩壊後の高値を更新して終値ベースでは1990年7月17日(2407.31)以来約33年ぶりの水準となり前日比461円58銭高の3万3168円10銭と大幅反発して取引を終えた。東証プライムの出来高は16億817万株、売買代金は3兆9484億円。騰落銘柄数は値上がり1224銘柄、値下がり535銘柄、変わらず76銘柄だった。市場は、第2次岸田再改造内閣が発足して経済対策への期待感も支えとなったようだと見るようだ。


14日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台前半で推移している。米8月CPI(消費者物価指数)は全体指数がやや強い伸びを示した一方コア指数の前年比が鈍化するなどまちまちの内容だったが、時間外取引で米長期金利が低下したためドル・円も弱含みの展開となった。国内輸出企業による実需のドル売り・円買いもドル・円の重し。今晩の米国で発表される米8月PPI(生産者物価指数)や米8月小売売上高を見極めたいとの見方もあって下値も限られて午後はほぼ横ばい推移となった。

 

週後半の個別は、ホンダが3%台、パナソニックが2%台、トヨタと三菱重工が1%台、三菱UFJとコマツが小幅に値を伸ばして引けている。日経平均の伸びに比べるとささやかなようだ。株価が伸びると言っても国内産業どうこうよりも米株や中国株の動きに連動しているだけで国内に材料はないが、国内の材料で株価が伸びるようになってほしいところではある、・・(^_-)-☆。

 

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