31日の日経平均株価は、時間外取引で米株先物の上昇を受けて買い優勢の堅調な値動きが継続、午後1時40分には同359円30銭高の3万2692円76銭まで上げ幅を拡大したが、その後は手がかり材料に乏しい中、戻り待ちの売りに押される格好となり前日比285円88銭高の3万2619円34銭と大幅に4日続伸して取引を終えた。終値ベースで3万2600円台となるのは2日(3万2707円)以来、約1カ月ぶり。東証プライムの出来高は16億6428万株、売買代金は4兆2191億円。売買代金はSQ(特別清算指数)値算出日を除くと3日以来となる4兆円乗せとなった。騰落銘柄数は値上がり1244銘柄、値下がり513銘柄、変わらず77銘柄だった。市場は、25日移動平均線(31日時点で)を明確に上抜いたことで投資家心理が良化しているが、米国市場頼みの状況は変わらず油断は禁物と国内に材料がないことから今後の株価の動きに警戒のようだ。


31日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=146円ちょうど近辺で推移している。市場予想を下回る米8月ADP雇用統計を受けて米金融引き締めの長期化観測が後退、ドル売り・円買いが継続、ドル・円はやや上値の重い展開となった。月末に伴い国内輸出企業による実需のドル売り・円買いも観測されドル・円は一時146円75銭近辺まで下落したが、日経平均株価が後場に上げ幅を拡大したこともあ、ドル・円は午後になると下げ渋った。

 

週後半の個別は、トヨタが2%台、ホンダとパナソニックが1%台、コマツが小幅に上げているが、三菱重工と三菱UFJの三菱グループは小幅に下げている。株価は相も変わらずの米国追従で国内には材料がない。ガソリン価格が上がってお上は軽油や重油、電気、ガスも含めて補助金の延長をするようだが、結局は対症療法で後に代替財源のしこりを残す。能無し日銀に言って為替を何とかしてその分だけでも値を下げさせた方がいいだろうに、どうなんだろう。減税とか補助金と言うと喜ぶが結局は国民の税金から捻出するんだから同じことだろうになあ、・・(-_-メ)。

 

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