29日の日経平均株価は、28日の米株は追加利上げへの警戒感が後退、主要株価がそろって上昇、これを受けて日経平均は前場の早い段階で3万2389円12銭(前日比219円13銭高)まで値を上げたが、一巡後は利益確定売りに上げ幅を縮小、前場終盤には3万2186円57銭(同16円58銭高)まで押し戻され、その後、後場序盤に向けて持ち直す場面もあったが、戻りは限定、大引けにかけては上値の重い展開、東証業種別株価指数(全33業種)では電気・ガス、不動産、小売、陸運など25業種が値上がり、電機、卸売、鉱業など8業種が値下がり、東証プライム銘柄の66.5%が上昇した。前日比56円98銭高の3万2226円97銭と続伸。東証プライムの出来高は11億9509万株、売買代金は2兆7805億円。騰落銘柄数は値上がり1221銘柄、値下がり538銘柄、変わらず76銘柄。市場は、力強さがない。日経平均は25日移動平均線を瞬間超えてきたが、明確に上抜けないと勢いが出ない。この先は出来高が伴った水準で新規の材料待ちで市場エネルギーの回復待ちでもあるとちょっと冴えないようだ。
29日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=146円台半ばで推移している。朝方は時間外における米長期金利の低下を受けてドル売り・円買いがやや優勢となった。米国時間に9カ月ぶりのドル高値を付けたことで利益確定目的のドル売りも出易かった。一方で積極的な円買いは見られず午前中は146円台前半で停滞。午後になり米長期金利の低下が一服するとドル・円も下げ幅を縮小したが、介入に対する警戒感は根強く戻りは限定的だった。
週前半の個別は機械系の三菱重工が1%台、コマツが小幅に上げている。三菱UFJは変わらず、トヨタ、ホンダの輸送機器系とパナソニックが小幅に下げている。ガソリンはとうとうハイオクが201円、レギュラーは190円になった。レギュラーが200円超も間もなくだろう。トリガー条項を発動して減税をと言う意見が多いが、減税はその場の対症療法で別の財源を探さないといけない。こっちでちょっと利益が出ても別のところでまた取られるんじゃあ話にならない。それよりも為替をしっかり管理すべきだろう。1ドル125円から130円くらい、そうすればガソリンも少しは下げるだろう。能無し日銀は円を紙くずにするつもりらしいが少しは頭を使った方がいい、・・(-_-メ)。
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