25日の日経平均株価は、24日の米株が金融引き締め長期化への警戒感から大幅に下落、これを受けて始まりから売りが先行、日経平均は下げ幅を拡大、香港ハンセン指数などのアジア株安も重しとなり後場終盤には3万1572円06銭(前日比715円15銭安)まで下押ししたが、その後の戻りは鈍く引けにかけ安値圏で停滞、日本時間今晩に国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控えて見送り気分が強まり、中でも値がさ半導体関連株を中心に軟調に推移、指数を圧迫、東証業種別株価指数(全33業種)では電機、機械、その他製品、非鉄金属など30業種が値下がり、海運、不動産、金属製品の3業種が値上がり、東証プライム銘柄の61.4%が下落して前日比662円93銭安の3万1624円28銭と5日ぶりに大幅反落。今年2番目の下げ幅となる。東証プライムの出来高は10億2175万株、売買代金は2兆7987億円。騰落銘柄数は値上がり621銘柄、値下がり1127銘柄、変わらず86銘柄。
25日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=146円台前半で推移している。米長期金利が時間外取引で下げ渋り朝方はドル高・円安が進行。事業会社による決済が集中する「5・10日」ということもあって国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測されドル・円は146円台を回復した。日経平均株価が大きく下落したことから上値も限定的だった。午後になると今晩のジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演も意識され方向感なくもみ合った。
週末の個別は日経平均が大きく下げた割にはどれも小幅だった。パナソニックが2%近い下げ、その他、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツは小幅な下落だった。為替は円安が進んでおり日銀は円を紙くずにするまで為替放置を止めないのだろうか。どうでもいいけど少しは知恵を出して円安調整をしろよ。1ドル125円程度がいいのではないか、・・(-_-メ)。
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