20日の日経平均株価は、米国19日の時間外取引で決算発表を終えたテスラやネットフリックスが下落したこともあり弱含みの展開、後場に入り下げ渋る動きも見られたが、手がかり材料に欠ける中、見送りムードも強まったようで前日比405円51銭安の3万2490円52銭と3日ぶりに大幅反落して取引を終えた。終値成立の直前には同433円17銭安の3万2462円86銭を付けるなど安値圏で取引を終えた。東証プライムの出来高は11億2516万株、売買代金は2兆9627億円。売買代金の3兆円割れは5月11日以来2カ月ぶり。騰落銘柄数は値上がり497銘柄、値下がり1264銘柄、変わらず74銘柄だった。市場は、昨日上げた分をそっくり返す格好となり上値の重さが意識されたようだとあきらめムードか。業種別では24業種が下落、9業種が上昇、精密機器株、電気機器株が下落、機械株、保険株、サービス業株、化学株、水産農林株、銀行株が下落、鉱業株が上昇した。


20日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=139円台半ばで推移している。午前中はドル売り・円買いが優勢となった。日経平均株価の下落を受けたリスク回避の円買いの他、中国人民銀行が人民元の中心レートを元高・ドル安水準に設定したことから人民元に対するドル売りが対円にも波及した。午前10時すぎにはドル売り・円買いも一服。午後になると下げ幅を縮小したが、戻りは限定的だった。

 

週後半の個別は三菱UFJ、パナソニックが1%台、コマツもほぼ1%の下落、トヨタ、ホンダ、三菱重工は小幅だった。米経済にらみの動きなので向こうが上げればこっちも上がる。向こうが下げればこっちも下げると言った動きが定着しているようだ。ロシアのウクライナ産穀物輸出合意破棄でまた物価が上がるだろう、・・(◎_◎;)。

 

日本ブログ村へ(↓)