13日の日経平均株価は、米6月CPI(消費者物価指数)が鈍かったことから現地12日の欧米株が上昇して買いが先行、戻り待ちの売りに押される場面もあったが、先物に断続的な買いが入り上げ幅を拡大、後場も堅調に推移、午後1時13分には同540円47銭高の3万2484円40銭と今日の高値を付け、その後は積極的に上値を買う動きは限られたが、総じて高値圏で推移して前日比475円40銭高の3万2419円33銭と大幅に反発して取引を終えた。終値ベースで3万2400円台となるのは6日(3万2773円)以来1週間ぶり。東証プライムの出来高は11億9918万株、売買代金は3兆2828億円。騰落銘柄数は値上がり1089銘柄、値下がり668銘柄、変わらず78銘柄だった。市場は、日柄調整の中での戻りを試す動きと見られ25日移動平均線(13日時点で3万2963円)辺りが上値として意識されそうだと先行きにやや光明か。

13日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=138円台後半で推移している。朝方は日米金利差縮小を意識したドル売り・円買いが優勢となり138円ちょうど近辺まで下落したが、1カ月半ぶりの円高水準で国内輸入企業によるドル買い・円売りが活発化して下げ幅を縮小した。138円台後半まで持ち直したものの米6月PPI(生産者物価指数)の発表を控えていることもあり戻りが一服した後は方向感なくもみ合った。

 

週後半の個別だが、日経平均が大きく上げた割には渋い。コマツとパナソニックが1%台、トヨタ、ホンダ、三菱重工が小幅、三菱UFJは小幅ながら値を下げている。高値だのなんだの言ってみても結局日本株は米国の動きに追従しているようだ。国内で材料が出てくるようにならないと足元が固まらないだろうけど何だかあまり期待できそうもない、・・(◎_◎;)。

 

日本ブログ村へ(↓)