12日の日経平均株価は、11日の欧米株高を受けて日経平均は寄り付き直後に3万2312円03銭(前日比108円46銭高)まで値を上げたが、1ドル=139円台(前日の東京時間終値は140円53-54銭)への円高・ドル安進行が重しとなって下げに転じ、先物売りを交えて下げ幅を拡大、前場中盤には3万1791円71銭(同411円86銭安)まで下落、一巡後は円高一服もあって後場序盤にかけて下げ渋ったが、買いは続かず終盤に向けて上値の重い動き、日本時間12日午後9時30分の米6月CPI(消費者物価指数)発表を前に手控え気分が強まり、中でも値がさハイテク株中心に軟調となり指数を圧迫、東証業種別株価指数(全33業種)では卸売、医薬品、電機、機械など26業種が値下がり、鉱業、銀行、水産・農林など7業種が値上がり、東証プライム銘柄の71.5%が下落して前日比259円64銭安の3万1943円93銭と大幅反落。心理的なフシ目となる3万2000円割れは6月8日(終値3万1641円27銭)以来1カ月ぶり。東証プライムの出来高は13億2486万株、売買代金は3兆3989億円。騰落銘柄数は値上がり464銘柄、値下がり1313銘柄、変わらず58銘柄。
12日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=139円台半ばで推移している。米長期金利の低下に加え日経平均株価が高寄り後にマイナス圏へ沈み弱含んだことからリスクオフの円買いが先行。朝方に140円ちょうどを割り込んだ。仲値決済にかけては国内輸入企業によるドル買い・円売りが観測されたものの戻りは限定的で今晩の米6月CPI(消費者物価指数)の発表を前に様子見ムードが強まる中139円台後半でもみ合った。
週中の個別は下げまくる日経平均の中で三菱UFJが1%台、コマツが小幅に値を上げたが、三菱重工が1%台、トヨタ、ホンダ、パナソニックが小幅に下げて引けている。円安と言っても139円台でどうして売りが進むのか、もっと下げてもらって125円くらいになってもらいたい。ガソリンが政府の補助金が減少して滅茶苦茶高値になっているが、来週もまた上げるとか。ガソリンが上げてもそうそう湯水のように使うわけではないので大したことはないが、なんだか気になる価格ではある、・・(◎_◎;)。
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