29日の日経平均株価は、前場に先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大、午前10時52分に同333円99銭高の3万3527円98銭と今日の高値を付けたが、積極的に上値を買う動きは限られたようで後場には戻り待ちの売りに押され下げ転換する場面が見られるなど不安定な値動き、東証プライムの出来高は16億8655万株、売買代金は3兆8030億円、騰落銘柄数は値上がり762銘柄、値下がり990銘柄、変わらず75銘柄で前日比40円15銭高の3万3234円14銭と続伸して取引を終えた。市場は、買い一巡後に上値が重くなるなど戻り待ちの売りが控えているようで当面は日柄調整の動きを強いられそうとプラスマイナスが交錯しそうな相場と見るようだ。
29日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円台半ばで推移している。当局による警戒感から積極的に上値を追う動きがみられない中、豪5月小売売上高が市場予想を上回ったことから対豪ドルでのドル売りがドル・円にも波及。午前中は144円10銭近辺まで下落。ただ一巡後は日米の金融政策の方向性の違いを意識したドル買い・円売りが優勢となり午後には前日の米国時間に付けた水準まで値を戻した。
週後半の個別は三菱UFJが3%台と大きく上げている。米国銀行のストレステストが健全だったことが追い風になったらしい。その他パナソニックが小幅に上げている。一方でトヨタ、ホンダ、三菱重工、コマツなどの輸送機器、機械株は小幅に下落した。ところでガソリンが高い。ハイオクなどリッター180円に近い。これは為替のせいで日銀も効果のない低金利はやめてもう少しバランスを取るような方策を考えるべきだろう。今の日本で金利を大きく上げる必要はないが、円安もプラスマイナス、この辺のバランスを考えながら金利を動かしていくことが必要だろう、・・(◎_◎;)。
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