28日の日経平均株価は、27日の米国株高や円安・ドル高で日経平均は一旦3万2800円台に乗せ、その後伸び悩む場面もあったが、買い気は根強く持ち直し、昼休みの時間帯に先物が上げ基調を強めたことで後場は上げ幅拡大の流れ、東証業種別株価指数(全33業種)では空運、証券商品先物、輸送用機器、情報・通信など32業種が値上がり、海運の1業種が値下がり、東証プライム銘柄の94.4%が上昇して東証プライム銘柄の94.4%が上昇、前日比655円66銭高の3万3193円99銭と5営業日ぶりに大幅反発、高値で引けた。全面高商状となり22日以来4営業日ぶりに心理的なフシ目となる3万3000円を回復した。東証プライムの出来高は13億9995万株、売買代金は3兆9036億円。騰落銘柄数は値上がり1733銘柄、値下がり89銘柄、変わらず12銘柄。市場は、後場は特段の材料が見当たらない中先物買いのインデックス買いに指数を押し上げた。押し目買いや買い戻しが入ったようだが、来月上旬のETF(上場投資信託)の分配金捻出に伴う売りが終わるまでは上は買いにくいのではないかとやや控えめな読みのようだ。
28日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=143円台後半で推移している。前日の米国時間に144円台を回復したものの今日の朝方に神田財務官が円安について「過度な動きがあれば適切に対応する」などと発言したことからドル売り・円買いが強まって軟化した。豪5月CPI(消費者物価指数)が市場予想を下回ると円は豪ドルに対して上昇したが、対豪ドルでのドル買いが波及。ドル・円は下げ渋った。一方介入への警戒感もあって144円を回復すると伸び悩むなど上値も限られた。午後はECB(欧州中央銀行)フォーラムでのパネル討議会も控えて様子見ムードが強まった。
週中の個別は、日経平均5日ぶりの高値でどれも上昇、トヨタ、ホンダ、コマツが2%台、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックが1%台で景気がいい。それにしてもガソリンが高い。ハイオクリッター179円、レギュラー168円とかとんでもない高値だがこれは為替の円安のせいだろう。日本が金利を大きく上げる必要もないが、円安はプラスマイナスいずれもある。この辺の微妙な調整は必要だろうけどどうも日銀は効果のない金利安を継続しているようだ。今度の総裁も能無しかな、・・(◎_◎;)。
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