22日の日経平均株価は、始まりは買いが入って66円32銭高の3万3641円46銭を付けたが、21日の欧米株式が下落したこともあって売りが先行、戻り待ちの売りに押される中、半導体関連など指数寄与度の高い銘柄が軟調に推移したこともあり安い時間帯が長く続いたが、徐々に下げ渋る動きとなり前場終了時に小幅高に転じたが、後場に入り先物にややまとまった売りが出たことをきっかけに下げ幅を拡大、弱含みで推移する中、午後2時52分には同342円95銭安の3万3232円19銭を付ける場面も見られるなど前日比310円26銭安の3万3264円88銭3日ぶりに大幅反落して取引を終えた。東証プライムの出来高は14億5273万株で売買代金は4兆940億円と前週末16日(5兆5600億円)以来の4兆円超えとなった。騰落銘柄数は値上がり800銘柄、値下がり970銘柄、変わらず63銘柄だった。市場は、日経平均株価はPERで15倍台に上昇しているが、期待が先行していただけに先行きの業績が見通すことができるまで上値の重い展開となりそうだと今後は実績次第と見るようだ。
22日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=141円台後半で推移している。午前中は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りにより強含む場面があったが、前日のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言が想定ほどタカ派的ではなく追加の手掛かり材料難のなかで上げ幅を縮小。午後は持ち直したが、日経平均株価の軟調推移や米長期金利の上昇一服などを受けたリスクオフの円買いが上値を抑えた。
週後半の個別は日経平均が下げた割には頑張っている。下げたのはホンダだけでそれも小幅、三菱UFJが3%台、パナソニックが2%台、コマツが1%台、トヨタもほぼ1%で三菱重工だけが小幅な上げだった。持ち株の時価総額は恐るべきことになっているが、まあそれも話の種で様子を見ていよう。凹んでいたファンドラップもちょっと盛り返したようだが、何しろ相場の話なのでこの先どうなるか、・・(◎_◎;)。
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