警察当局の帰国要請を無視し続け、捜査の長期化が予想されていたガーシー容疑者。滞在先のUAE=アラブ首長国連邦から事実上、強制送還されて突然の帰国となった可能性のあることが分かりました。
捜査関係者
「逃げ得は許さない」
「何年かかっても必ず逮捕する」
捜査関係者は、ガーシー容疑者の逮捕状を取得した際、このように話していました。その一方で、ガーシー容疑者はSNSで「一生帰国しないことを覚悟できた」などと、自分の主張を繰り返し発信していました。
ガーシー容疑者
「国会は戻ってこいと言う。警察は戻れない空気を出す。結局戻らないですよね、そうしたら。意味がわからないので」
こうした状況を踏まえ、警察当局は外務省を通じた通常の外交ルートの交渉が難しいと判断。先月22日の週に警察庁幹部ら数人がUAEを訪れ、現地当局に直接、移送を依頼していました。
けさ、UAE当局から外務省を通じて警察庁に対し、具体的な航空便を示したうえで「ガーシー容疑者を帰国させる」という連絡があったということです。
UAE当局とガーシー容疑者のやりとりの中身は分かっていませんが、UAE当局が「事実上の強制送還」という措置を取った可能性があり、警視庁は今後、事件の詳しいいきさつを調べる方針です。(TBSテレビ)
“ガーシー”東谷義和容疑者(51) UAE(アラブ首長国連邦)から事実上の強制送還か UAE当局から具体的な航空便示し「帰国させる」と連絡(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
やっと戻されたか。現地のリエゾンが警察庁の職員ではない場合は相手国の警察当局との交渉が難航する、と言うか捜査の実際を知らないと相手側警察当局との交渉がうまく行かない場合がある。それで警察庁から直接現地に飛んで交渉したのかもしれない。通常不法残留状態になったからと言ってもいきなり捕まえたりはしないで一定の猶予期間を与えて「お上のお慈悲で猶予を与えるのでその間に出国しなさい」ということになる。凶悪犯とか逃亡の恐れのあるものは別だが、10年の在留許可を得ていたと言うのでその辺は考慮されたのかもしれない。それでも出国しないし、日本からもあれこれ言ってくるのでUAEも何時までも放置できずに退去強制処分にしたのだろう。先進国を標榜する国家においては有効な旅券を所持しないものに在留資格を与えることはない。警察としては海外にいれば日本警察の手は及ばないと言う風評を徹底的に否定したかったんだろう。そしてそれは正しい。世界の警察はけっこうしっかり連携しているのだから、・・(^。^)y-.。o○。
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