1日の日経平均株価は、始まりやや売られたが、先物に断続的な買いが入ったことでプラスに転じて上げ幅を拡大、午前10時27分には同297円17銭高の3万1185円05銭を付けるが、その後は戻り待ちの売りに押され上げ幅を縮小するも押し目を拾う動きは強いようで午後2時すぎからドル・円相場がやや円安方向に振れたことも支えに上げ幅を取り戻して午後2時37分には同268円85銭高の3万1156円73銭と前場の高値に迫る場面が見られるなど強い地合いが継続し、前日比260円13銭高の3万1148円01銭と大幅反発して取引を終えた。東証プライムの出来高は13億8403万株、売買代金は3兆5971億円。騰落銘柄数は値上がり948銘柄、値下がり805銘柄、変わらず82銘柄だった。市場は、目先的には調整が欲しいところだが、海外投資家からの買い引き合いは強く押し目待ちに押し目なしの展開となっていると海外勢の買いが強いようだ。
1日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=139円台後半で推移している。朝方のドル・円は139円を割り込むなど上値が重かったが、日経平均株価の上昇などを材料にリスクオンのドル買い・円売りが優勢となりジリ高歩調となった。米下院で債務上限を引き上げる法案が可決されるとドル・円も上げ幅を拡大した。今日と明日の米国で重要経済指標の発表を控えていることから様子見ムードが広がり午後はほぼ横ばいで推移したが、終盤にかけて強含んだ。
週中の個別はホンダが小幅に下げた以外はすべて上げた。特に三菱UFJは3%台と大きく上げている。その他トヨタが1%台後半、三菱重工、コマツ、パナソニックは小幅だった。日本株買いは外国勢が多いようで要するに欧米株は景気減退で買えないのでまだ見込みのありそうな日本株と言うことなんだろうか。米債務不履行回避や円安が後押しと言っても米債務不履行回避は政治の駆け引きの材料で実際に債務不履行を起こしたらとんでもないことになるだろう。円安は輸出企業には良いだろうけど国民には値上げが続いてたまらない、・・(◎_◎;)。
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