22日の日経平均株価は、日経平均が前週末に7連騰した反動で利益確定売りが先行、寄り付き後まもなく3万689円27銭(前週末比119円08銭安)まで軟化したが、海外投資家による継続買いが観測されて持ち直して上げに転じ、後場は先物買いを交えて一段高の展開、東証業種別株価指数(全33業種)では保険、空運、陸運など29業種が値上がり、銀行、その他金融など4業種が値下がり、東証プライム銘柄の67.6%が上昇、前週末比278円47銭高の3万1086円82銭と大幅に8営業日続伸し、高値で引けた。連日でバブル経済崩壊後の最高値を更新し、1990年7月31日以来約33年ぶりに3万1000円を回復した。東証プライムの出来高は11億5980万株、売買代金は3兆45億円。騰落銘柄数は値上がり1242銘柄、値下がり539銘柄、変わらず54銘柄。市場は、海外勢はこれまで現物株中心に買い進んできたが、前週後半からは先物に傾斜しつつある。短期で逃げ足の速い資金が多くなれば外部要因次第で目先調整につながる可能性がある。いずれにしろ警戒水域に入ったと見られると利益確定による相場の大幅下落に警戒のようだ。
22日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=137円台後半で推移している。米債務上限をめぐり不透明感が強まる中序盤のドル・円は時間外取引で米長期金利の戻りが一服していることから上値の重い展開となった。前週末終値近辺でもみ合っていた日経平均株価が後場から上値を追う展開となると午後は為替市場でもリスクオンのドル買いが強まりドル・円は切り返しの動きとなった。
週初めの個別は、トヨタと三菱UFJが小幅に下げた。上げた方は三菱重工が3%台、コマツが2%台、ホンダが1%台、パナソニックが小幅に上げている。8連騰の株価だが、投機的な買いだろうからどこで利益確定が始まるか注目ではある。これと言った材料もなく勢いで買い進んだ相場は売られだすと崩れるのも早いだろう、・・(◎_◎;)。
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