英国防省は14日、ウクライナで戦うロシア軍部隊について、大半が訓練不足の動員された予備役兵で、旧式装備への依存度がますます高まっているとの分析を公表した。また、多くの部隊が深刻な戦力不足に陥っており、単純な歩兵中心の作戦になっているとも指摘した。

同省の分析によると、ロシア軍は侵攻が始まった2022年2月当時、近代的な車両を装備した職業軍人で構成されていたが、侵攻の長期化により、訓練不足の部隊に取って代わられたという。ロシア軍は、航空作戦を自由に展開できない状態で、苦労しているとの見方も伝えた。

 

ロシア軍、大半が訓練不足の予備役兵 作戦は歩兵中心か 英国分析(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 

ロシア軍も侵攻開始以来10万の兵士が死傷し、戦車を始め数千両の装甲車両を失っている。これが陸上自衛隊ならもう戦闘部隊としての体をなしていないまさに壊滅だろう。ロシアにしても陸軍は30万とか言っていたが、第一線部隊の人員は20万としても戦力の半数を失ったことになる。召集兵や受刑者を使って部隊を新設しているが、受刑者を使っている民間軍事会社のワグネルも武器弾薬の不足で反旗を翻したりしている。人員だけでなく武器弾薬も不足しているのだろう。ウクライナも優勢とは言っても欧米の支援があってこそでその欧米も莫大な戦費に耐えかねている国もあるようだ。莫大な金がかかる近代戦は短期決戦が原則で1年以上も戦うことは想定していないだろう。もういい加減に止めればいいのだが、ロシアはここで侵攻を止めればプースケは失脚して生命の保証もないだろうし、ウクライナにしても最低でも東部4州は取り戻したいところだろう。そうなると妥協点を見出すのは極めて難しいだろうし、ロシアは欧米の停戦は受け入れないだろう。終局が見えない泥沼のような戦いだが、下手をすると世界が泥沼に沈むかもしれない、・・(◎_◎;)。

 

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